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グリーンエネルギー産業のトップを目指し、SEGL Energyの総経理である王君豪氏は、「私たちはグリーンエネルギー分野の武器装備サプライヤーです!」と述べ 基隆海嗨
文 Alin Liao 2021.11.17
グリーンエネルギー産業を目指し、SEGL Energyの総経理である王君豪は、「私たちはグリーンエネルギー分野の武器装備サプライヤーです!」と述べました。環境意識の高まりに伴い、世界中で再生可能エネルギー装置とグリーンエネルギー技術が新しい時代のテーマとなりつつあり、将来の巨大な市場を狙い、王君豪は2014年から市場への投資をし続けています。かつてIC半導体のディストリビューターの経験を持つ彼は、過去に韓国のサムスン電池を台湾に輸入した経験があり、「リチウム電池」に縁があったため、特許を取得し、それに基づいて正式にSEGL Energy株式会社を設立しました。
お客様の右腕・左腕になり、プロのサプライヤーになり
創社初期は、グリーンエネルギーを中心に据え、四つの分野、スマート(Smart)、エネルギー(Energy)、グリーン(Green)、ライフ(Life)に焦点を当て、「SEGL」と名付けました。これは、各単語の頭文字にし、アメリカのハイテク産業が集まる「シリコンバレー」に近い発音を持つもので、簡潔で覚えやすいとの理由から、王君豪の「シリコンバレー」事業の始まりとなりました。
太陽光発電、電動自転車のバッテリーパック、キャンピングカー、ヨットのリチウム電池パック、車の始動用リチウム電池など、現在のSEGL Energyはすでに製品を規格化し、さらにカスタマイズの開発能力が提供できることになりました。王君豪は、「我らはSEGL Energyを武器商人と位置付け、武器商人および設備プロバイダーの役割を果たし、お客様が注文した製品を製造や設置のサポートを提供し、お客様にとって重要なパートナーとなります。」と述べています。
これには、近年市場占有率が向上している電動自転車、バイクなどの関連産業も含まれ、これらの蓄電池はSEGL Energyによって製造され、台湾の主要な電動車メーカーに供給され、組み立てられた後、欧米諸国などに輸出され、一同海外市場へ参入しています。
創業の道、一度踏み出せば、屈してでも最後まで歩もう
創業においては、最初から順風満帆ではなく、王君豪は「最初は産業に足を踏み入れる際に、かなりのむだ金を使いました。」と述べました。最初に産業に足を踏み入れる際、多くの人は大志を抱いており、最初から「ブランド」の立ち上げに直接取り組み、主に車のリチウム電池技術を開発しました。表面上は非常に華やかで、各大手の自動車雑誌やイベントをサポートし、フランクフルト・モーターショー(AUTOMECHANIKA)や世界最大の太陽光発電イベント、東京電池展、台湾の世界自動車部品展示会など、各種展示会に登場しました。しかし、約一年で1000万以上の投資がありながらも、収益との比率が合わず、その年の売上は100万を超えません。
王君豪は苦笑いしながら、「その時は毎晩眠れませんでした!」と述べています。当初、良い未来を創るために、自身の全財産を投資して起業しました。他人が羨む仕事を諦めたため、彼の母親は彼を厳しく叱りつけ、「上場企業で20年間も働いていましたのに、本部長をやめて、自分で起業するのは『自ら墓穴を掘る』だ!」と言ったことさえあったと言います。
また、当時の起業家として、政府の助成金を求める知識がなく、セミナーを聴く時間や計画書を書くことよりも、営業と注文の受け入れに時間を費やすべきだと考えました。起業初期の考えについて、「多くの人が『エンジェル投資家』に注目されたいと思っています。でも初期の起業家は他人に価値を測られ、プロジェクトをしっかり書かなければなりません。でも正直言うと、起業家にとって最も重要なのは即座に業績を上げ、収益を上げること。当時、目の前に気配りのは精一杯でした。」と述べています。そのため、彼は「熱意をもってすべての貯金を投資し、最初の2年間は寝ても泣くことがあった」とも率直に語っています。
赤字から脱出し、華麗な変身を果たした経験を振り返り
初年度の収益結果から見ると、製造された産品は「産業用産品」であり、生活必需品ではなく、台湾の国内市場が限られているため、「ブランドを作る」には多くの条件があることを認識しました。そのため、ODM(Original Design Manufacturer)に転向し、技術があるのであれば、カスタマイズのサービスを提供する利点があり、この転向により、会社全体の経営が着実な成長しました。初年度の105万から始まり、転換後の2年目には1,100万の収益を上げ、毎年成長を続け、昨年の収益は9,000万に達し、今年度には1億7,000万の収益を見込んでいます。
現在、SEGL Energyは台湾だけでなく、国際市場に目を向け、2018年には埼玉県に事務所を設立し、2019年にはアメリカにも修理サービス拠点を設置しました。将来の展望について、王君豪は「会社は将来的にはブランドと製造を分離し、工場は研究開発と製造に専念し、もう一方ではブランドマーケティングを重点的に行い、両方が独立して運営されるように最適化していく予定」と述べています。また、将来的には「リース設備サービス」モデルも独自に開発し、現在は「試してみる」状態であり、余り資本不足の中小企業向けの蓄電システム設備市場に進出する予定です。
将来的には上場し、グリーンエネルギー産業でトップ3になる予定
現在、会社は運営リソースを準備するだけでなく、政府機関の関連補助金制度にも関与し、2020年には基隆市政府のSBIR補助金プログラムに選ばれました。王君豪は、「過去は単に製品技術の研究や開発を行っていたかもしれませんが、SBIRを始めたことで、会社にはプロジェクトの概念が生まれ、これらの研究開発プロセスやコスト書類が、会社の将来の経験の継承や継続的な開発に非常に役立っています。」と述べています。また、ヨーロッパ市場に進出するためにこれまでの認証手数料ごとに数十万ドルかかりました。コストの削減のはプロジェクトの提出によって、政府助成金を貰える制度おかげです。
グリーンエネルギー産業自体が規模の経済を必要とするため、資本市場のサポートがより重要です。王君豪は、3年以内に上場し、台湾のグリーンエネルギー産業のトップを前進し、国際市場に目を向けることを期待しています。
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